トップページ>SDGs事例紹介&コラム>SDGsに取り組む業界とリサイクル食器の可能性
2022.7.5
category:コラム
温暖化や水資源の不足、天候による災害の激甚化などといった自然環境の変化を、ひしひしと感じるこの頃。食糧不足や原料の高騰など、生活の様々なところにも支障が出始め、今後の環境の変化や社会的な問題に不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
昨今、ビジネスの中にもそのような社会的な問題に対しての責任を改めて問われるようになってきました。プロダクトメーカーでの大量生産・大量廃棄による原材料の大量消費や自然破壊はもとより、CO2削減などといった生産プロセスに関わる部分でもより環境に優しく、持続性の高い生産モデルを要求されています。
またサービス業界でも、そのような社会的問題を直視せずビジネスを続けることは厳しくなってきました。プラスチック製品をはじめとする原油を材料とする資材の削減や、リユースを行い廃棄物の削減・資源循環に取り組むなども積極的に行われるようになってきています。
そのような中、リサイクル食器をビジネスに取り入れ企業のSDGs活動推進に努めている業種の事例をご紹介します。
ホテルのどの客室にも欠かさず置かれている、湯飲みやマグカップなどの食器。ひとときの休息を得るために必要なグッズであり、特にリラックスした雰囲気を感じることで、ホテルに滞在したことを印象づけるに違いありません。
サービス提供の目線では備品として扱われている食器も、滞在するゲストにとってはそのホテルのアイテムとして目を向けられています。滞在中の利用アイテムとして、リサイクル食器を導入していることを印象づけ、ゲストにもSDGsへの意識を向けさせることで、より持続性の高い社会へ貢献していることを印象づけられ、さらにはホテル自体の取り組みとして、リサイクル食器の導入を理解してもらえます。
ホテル業界が単なる宿泊を提供するだけのサービスではなく、リサイクルプロダクトを活用していくことでSDGsに対して取り組む姿勢をアピールして、社会貢献の面で注目を集めるようになります。
自動車業界をはじめとする、各種メーカーのプレミアムブランドの販売促進にはさまざまなブランドストーリーと、それに見合う付加価値の高いグッズがプレミアムブランドのターゲットユーザーにとても価値の高いプレゼントとなります。
身近に使用される食器をノベルティグッズに選ばれることは少なくありませんが、リサイクル食器を使用することでSDGsを身近に感じられ、ユーザーへ環境に配慮したブランドイメージが根付くに違いありません。同じようなグッズを提供するよりもワンランクアップしたグッズの提供で、よりプレミアム感を与えることができます。
ゆとりを提供するサービス、高級なイメージを提供するサービスのみに限らず、今後の企業イメージには社会的な貢献度が伴うことになることに間違いありません。持続性のある社会・環境を作り上げることは、会社にとっても持続性をもたらすに違いありません。
小名田カンパニーでは、生産者のみの目線に限らず、納入したアイテムを利用することで得られる信頼や価値をご提供することに主眼をおき、リサイクル食器をベースにしたブランディングのリソースをご提供いたします。
オリジナルのデザインを導入したリサイクル食器、またリサイクル食器自体のプロデュースからもご提案が可能です。SDGsの取り組みにリサイクル食器を採用される際には、ぜひご相談ください。